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家族葬全国一律50万円

忌明けから一周忌まで。そしてそれ以後、法要という形で、死者、および先祖を供養することになります。仏壇へのお参り、墓参り、そして法事。そのなかで、知っておきたいこと、知らないといけないこと。また、これだけはやっておきたいことを列挙しました。

四十九日から一周忌・遺族の心得

  1. 四十九日(七七日)に忌明け法要を営む
  2. 埋葬又は納肯をする
  3. 白木の位牌を寺に納め、塗り位牌を仏壇に安置する
  4. 香典返しをする
  5. 形見分けをする
  6. 百ケ日の法要を行う
  7. 一周忌の法要を行う

四十九日から初盆の供養

◆四十九日から一周忌

  • 百ヵ日(百日目)を迎えるまで特に大きな法要は行いません。
  • 百ヵ日法要は、近親者、友人、知人、僧侶を招いて法要を行いますが、内輪ですませることも多いようです。
  • 百ヵ日法要の次は一周忌になります。

◆命 日

  • 毎月めぐってくる故人の亡くなった日を禿日といい、仏壇に花を供えたり、供物を供えたりします。 僧侶へのもてなし
  • 初七日、セ七日のような大きな法要と、内輪の法要では僧侶への謝礼の金顎も当然違ってきます。地域により、金顎が異なります。不明な場合は年長者に相談して下さい。その際、表書きは「御布施」「御経料」です。
  • 御布施の佗に「御車料」も必要です。また接待をしない場合は「御膳料」も差しあげるのが礼儀です。

◆法要の時の遺族の服装

初七日から三回忌までは、男女とも正式喪服がふつうです。

◆お彼岸

春・秋、お彼岸は、六波羅密(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を実践しようとする心を春分・秋分の日をはさんで一週問持ち、つとめる期間です。そうすることがご先祖さまへの供義につながるといわれています。

◆新盆(初盆)

  • 仏壇の前に精霊棚を設け、初物の農作物でつくった供物を飾り、供養膳に精進料理を盛って供えます。故人の好物なども供えるといいでしょう。
  • お盆の間は、精霊に自分の家を教えるため、仏壇のそばとか軒先などに提灯や新盆灯籠を飾るものとされています。この時の提灯は、新盆を迎える家でととのえたり、親戚知人などから贈られたりします。
  • 新盆には、僧侶に読経を頼みますが、お盆は僧侶がもっとも多忙な時なので早めに依頼しておきましょう。

◆墓参り

  • お盆(一般には七月十三日をお盆の入りとし、お盆明けの十六日までの四日間。関西方面では旧暦の七月十五日、月遅れの八月十五日を中心にお盆をつとめます。)の最初の日に墓参りをし、墓地を清め、香華を手向け、だんごや野菜果物などを供えてお参りをします。
  • 墓参りには、僧侶や近親者、親しい友人、知人に行ってもらうに越したことはありませんが、墓が遠くてそれができそうにない時は、僧侶や近親者、友人、知人を家に招いて法要し、故人を偲びます。

納骨と埋骨

お骨は、不慮の災害を考えて、あまり長く家にはおかないほうがよいといわれます。おそくても一年以内には納めるべき場所に安置したほうがいいでしょう。

◆仮納骨

さまざまな事情で中年以上も埋骨できない場合があります。この場合、寺院又は納骨堂に仮納めします。納骨堂は、大きな墓地(霊園)のあるところにはたいていあります。

◆永代納骨

土地不足などの理由から、墓地の代わりに多段、集会式の大きな納骨堂が公営、私営で作られるようになりました。このように墓を作らずこういった納骨堂に納めてしまう永代納骨も最近は増えています。

◆納骨・埋骨の時期

仏式では、火葬にしたお骨をいったん自宅に安置し、初七日から四十九日までの七日ごとの法要のうちで、都合のよい日に納骨・埋骨を行います。しかし火葬が終わったらすぐに墓地に埋骨することもあり、また、火葬が終わったらその夜だけ自宅で法要し、翌日には寺の納骨堂に預けて毎日の供養を依頼、三十五日か四十九日に埋骨することもあります。仮納骨した遺骨は、一周忌、または三周忌に埋骨することが多いようです

◆神式、キリスト教式の納骨・埋骨

神式、キリスト教式は本来、土葬で、葬儀の日に埋葬をすませていました。しかし、現在では火葬が多くなり、五十日祭の日に納骨・埋葬することが多くなっています。キリスト教の力トリックでは、七日日の追悼ミサの日か翌日の召天記念日などを選んで納骨・埋葬することが多いようです。

◆仏式の納骨・埋骨までの祀り方

火葬後お胃を自宅に安置している間は、 朝夕供養をします。自宅での供養は、仏壇の前や床の間などに白い布を覆った小机を用意し、遺影の前に位牌を置き、檀?、線香、ろうそくなどを飾り、いただいた菓子、果物、故人の好物などを供え、遺骨を安置します。水は毎日供え、子ども用などの小さい飯茶わんでご飯などを供えます。(故人の茶わんは火葬の時、割ります)

◆神式の納骨・埋骨までの祀り方

霊前に榊、花、ロウソクなどを飾り、洗米、塩、お神酒、果物、菓子、故人の好物を供えます。毎日、水のほかに小さな木皿にご飯を供えることもあります。

◆キリスト教式の納骨・埋骨までの祀り方

納骨・埋骨の時まで、お骨の前に花やロウソクを飾ります。供物には特別な定まりがありません。

◆埋骨式(納骨式)に準備するもの

  • 仏式〜花、マッチ、線香、ロウリク、水(桶に入れてひしやくを添える)など。ただし、水は都会の墓地ではすべて墓地のなかで借りることができるようです。
  • 神式〜玉串
  • キリスト教式〜献花 ※その他
  • 僧侶、神職、神父、牧師などへの謝礼
  • 墓地の管理人、茶店の接待係などへの心づけ
  • 埋葬許可証(納骨がすむと、納骨した寺や墓地の管理人が預かる)
  • 埋骨式(納骨式)を通知する範囲 遺族、近親者、親しい友人、知人。埋骨式(納骨式)の時間と場所を連絡し、列席を依頼しておく。 埋骨式(納骨式)の順序
  • 仏式〜お骨をお墓のなかに安置し、遺族、近 親者の手で士をかけて埋葬する。墓石が整っ ていない時は、白木の墓標を立てておく。埋骨が終わると僧侶の読経のなかを一同で焼香 し、冥福を祈る。

※納骨堂に納める納骨式の場合は、遺骨を箱型の納骨壇のなかに安置し、その前に焼香台を置き、一同が集まって同じように読経焼香をします。

  • キリスト教式〜埋骨・納骨が終わると、神父または牧師が祈祷し、一同で聖歌などを歌うなどして埋葬を終わります。